不動産売却前に再確認!都立大学駅エリアの魅力とは?
不動産売却時には、売主が購入希望者に対し、物件や住環境の魅力を伝える場面が発生することもあります。
目黒区の都立大学駅エリアは、多くの方の人気を集めているエリアです。
しかし、不動産を所有しているだけで街自体にはなじみがないケースや、長く暮らしているせいで街の魅力を客観視できなくなっているケースもあるでしょう。
そこで今回は、都立大学駅エリアで不動産売却をご検討中の方に向けて、都立大学駅エリアの概要や住環境、不動産売却相場などをご紹介します。
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不動産売却前に知りたい!都立大学駅エリアの概要
まずは、都立大学駅エリアの概要をご紹介します。
街の特徴を確認し、不動産売却に備えましょう。
都立大学駅エリアの位置
都立大学駅は、東京都目黒区中根にあります。
東急東横線の停車駅であり、隣駅は自由が丘駅と学芸大学駅です。
目黒区の地図を見ると、都立大学駅は目黒区の中央よりやや北側に位置していることがわかります。
都立大学駅周辺には「八雲」「柿の木坂」「中根」「平町」の4つのエリアが広がっています。
いずれも低層住宅が建ち並ぶ閑静なエリアであり、とくに「八雲」と「柿の木坂」は大使館も点在する、目黒区内で屈指の高級住宅街です。
都立大学駅の名前の由来
都立大学駅の名前は、かつて近隣に存在した東京都立大学に由来します。
東京都立大学は1991年に八王子市に移転したため、現在、都立大学駅周辺に東京都立大学はありません。
東京都立大学の移転後も駅名を使い続けることに疑問を感じる方が多く、駅名変更のための調査がおこなわれたこともあります。
4割以上の方が駅名の変更に賛成しましたが、駅名の変更に必要な「3分の2以上の賛成」には至りませんでした。
そのため、東京都立大学の移転から30年以上たった今も、当時の駅名が使い続けられています。
なお、都立大学駅は過去に何度も改称されており、都立大学駅の前は都立高校駅、その前は府立高等駅、さらに前は府立高等前駅、そのさらに前は柿の木坂駅という名前でした。
都立大学駅の利用状況
2022年度の都立大学駅の1日の乗降者数は、約44,353人でした。
渋谷駅や横浜駅、武蔵小杉駅といった混雑する駅が多い東急東横線のなかでは、都立大学駅は比較的乗降者数の少ない駅です。
2017年度は48,886人、2012年度は47,385人と、増加する年もありますが、最近の10年間の乗降者数は減少傾向となっています。
しかし、2024年に駅のリニューアル工事が完了予定のため、今後は乗降者数が増えるかもしれません。
リニューアル工事の完了後は、都立大学駅周辺の洗練された雰囲気に合う駅舎となり、安全性や利便性も向上します。
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不動産売却前に知りたい!都立大学駅エリアの住環境
不動産売却時には、実際に暮らしていた方ならではの住環境に関する情報が重宝されます。
しかし、長く暮らしている街であったとしても、住環境のすべてを把握している方はほとんどいないでしょう。
そこでこの章では、都立大学駅エリアの住環境を「交通アクセス」「買い物環境」「治安」「名所・観光スポット」の4つにわけてご紹介します。
交通アクセス
概要の章でご紹介したとおり、都立大学駅は東急東横線の駅です。
隣駅は、自由が丘駅と学芸大学駅になっています。
東急東横線は渋谷駅と横浜駅を結ぶ路線であり、都立大学駅から渋谷駅まで乗り換えなしで10分、横浜駅まで乗り換えなしで25分です。
横浜駅からはみなとみらい線に直通のため、みなとみらい駅にも30分で到着します。
都立大学駅から東京都内の主要駅までの所要時間と乗り換え回数は、次のとおりです。
●品川駅:26分(乗り換え2回)もしくは33分(乗り換え1回)
●池袋駅:27分(乗り換え0回)
●新宿駅:27分(乗り換え1回)
●東京駅:33分(乗り換え2回)もしくは41分(乗り換え1回)
横浜方面、そして都内の主要駅まで30分前後で到着するため、通勤・通学に便利な駅だといえるでしょう。
都立大学駅周辺にはバス停が複数あり、バス便も充実しています。
買い物環境
都立大学駅周辺にはスーパーマーケットが多く、食材の買い物に困りません。
大通りに沿ってドラッグストアやコンビニエンスストアも豊富です。
また、駅周辺の商店街には、さまざまな個人商店や飲食店が軒を連ねています。
先ほどご紹介したとおり交通アクセスが良いため、渋谷や新宿、横浜まで気軽に買い物に行けるでしょう。
隣駅である自由が丘駅周辺や3駅隣の中目黒駅周辺、4駅隣の代官山駅周辺はおしゃれな街として有名で、ひと味違った買い物を楽しめます。
治安
都立大学駅周辺は治安の良いエリアです。
2019年の刑法犯は835件、2023年は654件と、もともと少なかった犯罪件数が、近年はさらに減少傾向にあります。
とくに減少しているのは侵入窃盗犯で、2019年の39件から、2023年には12件にまで減少しました。
駅の周辺は高級住宅街であるため落ち着いた雰囲気であり、住民の防犯意識も高くなっています。
自治体が防犯パトロールをおこなうなど、防犯対策に熱心です。
名所・観光スポット
都立大学駅エリアにはおいしいと評判の飲食店が多く、一種の名所となっています。
コーヒーやスイーツ、和食など、飲食店の種類が多岐にわたる点も魅力的です。
駅から少し歩くと、碑文谷公園や駒沢オリンピック公園があります。
碑文谷公園はボート遊びや動物とのふれあいが、駒沢オリンピック公園はさまざまなスポーツが楽しめる大型の公園です。
休日の気軽なお出かけ先として重宝するでしょう。
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都立大学駅エリアの不動産売却相場
最後の章では、不動産売却時のご参考となるように、都立大学駅エリアの不動産売却相場をご紹介します。
お持ちの不動産がどのくらいで売却できるのか、査定額は適切かなどの判断にお役立てください。
都立大学駅エリアの地価動向
都立大学駅周辺地域の2023年の地価は、下記のとおりです。
●地価総平均:98万9,545円
●坪単価:327万1,224円/坪
●変動率:3.67%上昇
※上記の数字は都立大学駅周辺の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/area/toritsu-daigaku/
2024年4月時点でもっとも地価が高いエリアは都立大学駅から徒歩0分の目黒区平町1-27-1であり、1㎡あたり193万円です。
都立大学駅周辺エリアの地価は30年ほど前まで下落が続いていましたが、近年は上昇傾向にあります。
今後も地価が上昇すると考えられるエリアです。
都立大学駅エリアの中古マンションの売却相場
都立大学駅エリアにおける、中古マンションの面積別の不動産売却相場は次のとおりです。
●30㎡未満:1,000万円~2,000万円
●30㎡~50㎡:3,000万円~5,000万円
●50㎡~70㎡:5,000万円~6,000万円
●70㎡~90㎡:8,000万円~
上記は、いずれも2024年4月時点のデータであり、築年数や駅からの距離を考慮していません。
都立大学駅エリアの70㎡の中古マンションの不動産売却相場は約7,100万円であり、同じ路線の隣駅周辺よりやや高くなっています。
都立大学駅エリアの中古一戸建ての売却相場
都立大学駅エリアにおける、中古一戸建ての面積別の不動産売却相場は次のとおりです。
●50㎡~70㎡:6,000万円~
●70㎡~90㎡:6,000万円~
●90㎡~:8,000万円~
こちらも中古マンションの相場と同様に、築年数や駅からの距離は考慮されていません。
都立大学駅エリアの100㎡の中古一戸建ての不動産売却相場は約1億1,000万円であり、同じ路線の隣駅周辺と同水準です。
都立大学駅エリアは、中古マンション・中古一戸建てともに、今後も不動産売却相場が上昇すると考えられます。
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まとめ
都立大学駅は、東京都目黒区中根にある東急東横線の駅です。
駅周辺には治安の良い高級住宅街が広がり、交通アクセス・買い物環境ともに良好な住環境となっています。
地価や不動産売却相場は上昇傾向にあり、人気の高い地域です。
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