中古マンションの売却の平均内見件数は?成約が少ない時の対策方法を解説

売却向けコラム

灘野 博史

筆者 灘野 博史

不動産キャリア10年

愛媛県生まれなこともあり、夏、冬問わず主にアウトドアが好きですが国内外でのミュージカルなどを観劇することも大好きです。
築古戸建て投資から不動産をスタートし建築やDIYも得意です。

日本国内は全ての都道府県に旅行し、海外旅行も50か国以上は旅をしました。
各地の不動産(住宅や歴史的な建造物)を見ながら世界遺産や郷土グルメを食すのも楽しんでいます。

中古マンションの売却の平均内見件数は?成約が少ない時の対策方法を解説

所有している中古マンションの売却をする際に実施する内見は、買い手の購買意欲や意思決定をするうえで重要な過程です。
しかし理想的な売買取引をするためには、どれほどの内見をしてもらうべきか悩む方は多いのではないでしょうか。
本記事では、中古マンション売却の平均的な内見件数についてお伝えしたうえで、内見件数が少ない時の対策方法と制約に至らないときの対策方法を解説します。
中古マンションの売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

中古マンション売却の平均的な内見件数について

中古マンション売却の平均的な内見件数について

中古マンション売却のための平均的な内見件数の目安は6~10件ほどと言われています。
ちなみに内見とは別名で「内覧」と呼ばれるケースも多いですが、売りたい中古マンションを購入希望者に直接みてもらう機会を指しています。
内見を希望する人が現れたら不動産会社に案内してもらいながら実際の物件に足を運んでもらい、立地・広さ・清潔感・性能などを直接目で見て良し悪しを判断する流れです。
ちなみに目安の6~10件を想定した場合、毎週同じ曜日に1回ずつ内覧者を受け入れたとしても最短2~3か月ほどの期間はかかるでしょう。
「内見だけに2~3か月要するのは時間がかかりすぎだ」と感じる方も多いですが、不動産は数千万円の購入になるため、手軽に購入する物件を選べません。
住居用であればなおさら購入希望の買い手は、複数の物件を内見して比較したうえで、条件の良さ・売り出し価格・インスピレーションなどをまとめて購入する物件を選択します。
ごく稀に1回のみの内見で成約できるケースもありますが、すでに何件も見たうえで該当物件が最高と感じたり、売り出されるのを狙っていたりした場合のみに限られるでしょう。
逆の発想をするのであれば、どんなに内見に時間をかけたとしても購入を希望する買い手が現れるタイミングが悪いといつまでも成約に結びつきません。
そのため平均的な内見件数はあくまで目安の数字として認識し、深刻に捉えないようにするのがポイントです。
内見をしたうえで値下げ交渉などをしてくる買い手も多いでしょう。
しかし、タイミングに合わせて交渉に応じるのか、もう少し自分の条件を満たした買い手が現れるのを待つのか検討するようにしましょう。
内見希望者が現れたら基本的には不動産会社の担当者と一緒に訪問するため、当日はできるだけ清潔感のある内装をアピールするために掃除をして、おもてなしの準備を済ませるようにください。
リアルな生活模様を見せるのも大切ですが、生活感がありすぎると購入希望者が新しく引っ越すイメージが湧きづらくなる可能性があるため理想の演出も重要です。
内見時では訪問者の質問には真摯に答えて、生活をしていて良かった点やアドバイスを積極的にすると、好感をもってもらいやすくなります。

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中古マンション売却の内見件数が少ないときの対策について

中古マンション売却の内見件数が少ないときの対策について

中古マンションの売却の内見件数が少ない時の対策方法として、売り出し価格の値下げとインターネットなどの宣伝で掲示する写真の差し替えを検討しましょう。
まず内見までの主な流れは、不動産業者が運営するポータルサイトなどで売り出し物件の情報が掲載されて、不動産購入を検討している一般の人が自由に閲覧できるようになります。
広告やポータルサイトを見て該当物件に興味を持ったら内見予約が取れるようになっており、買い手・売り手・不動産会社の担当者の予定が合う日に調整します。
一般的に内見の予約は土日・祝日など仕事がない日に入るケースが多いですが、内見予約をした直後・当日中に訪問できるならしたいと考えるような方も多いです。
そのためできるだけ多くの購入希望をしている内見希望者が訪問できるよう、売却活動を始めたらできる限り柔軟な対応ができるように時期を考えましょう。
仕事や子育て・家事などでバタついている時期は、内見のための準備ができなかったり、ゆっくりと購入希望者とコミュニケーションが取れなかったりする可能性もあります。
準備ができていない状態で内見に呼んでも、良さをアピールできずにその場に参加した全員の時間が無駄になってしまいやすいため注意が必要です。
またインターネットに掲載する写真が暗すぎたり清潔感がなかったり、魅力的に撮影されていなければ、そもそも内見したいと思う方が出てきづらいです。
写真を盛りすぎてしまうと内見したときのギャップで成約まで結びつきづらいですが、まずはできるだけ多くの方に物件そのものへの関心・興味を持ってもらえる工夫をしましょう。
具体的には晴れた日に日当たりの良い時間帯を狙って内装・外観の写真を撮影したり、撮影前には最低限の片付けをしておくと好印象を持たれやすいです。
内見なしで物件を購入する買い手は滅多に現れないため、少しでもスムーズに成約に結びつけたいのであれば、内見したいと思ってもらえるようなプロフィール作りに力を入れてください。
不動産会社が作成した内容に不満があれば、積極的に修正・訂正の依頼をするのも大切です。

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内見件数は多いのに成約に至らないときの対策について

内見件数は多いのに成約に至らないときの対策について

内見件数は多いのに成約に至らないときの対策として、内覧希望者が現れたら準備を入念におこなうように心がけて、できるだけ好印象を持ってもらえる対応をしましょう。
まずは一般的に内見にかかる時間は1時間前後と言われており、誰かが住んでいる状態の物件であれば30分ほど、積極的に質問があれば2時間ほどかかるケースもあります。
「内見希望を出したけど、ゆっくり見せてもらえなかった」と不満が溜まってしまわないように予定はできる限りゆるく対応できるように調整するのが賢明です。
続いて、買い手の立場になったときに良い物件かどうかを判断するためのポイントを重視する方が多いため、一般的によく見られていると言われるチェックポイントは入念に掃除・メンテナンスをしましょう。
まず玄関は内見の始まりと終わりで過ごすうえ、靴のにおいが篭りやすいため、まずは下駄箱にすべての靴をしまって消臭スプレーでにおい対策が必要です。
続いて水回りではトイレ・お風呂・キッチンなど清潔感をアピールできる絶好のチャンスのため排水溝のにおいが溜まっていないかを確認して掃除をします。
清潔感を十分にアピールできるように準備を整えているのにも関わらず成約に結びつかないのであれば、内見希望者とのコミュニケーションを見直してみてください。
相手からの質問に対して印象を悪くしないように曖昧な回答をしていると、住みにくい部分があるかもしれないと警戒されたり不安視されて購入に至らない可能性があります。
デメリットがあるとしても正確に伝えたうえで対策方法などを紹介すれば、より具体的に生活するイメージが湧きやすく安心して購入できるようになるでしょう。
コミュニケーションを積極的にとっても成約に進まないのであれば、提示している条件が不適切な可能性があるため売り出し価格を含めて見直してみましょう。
自分の希望する取引価格だけを反映せず、不動産会社のアドバイスや市場調査の結果も加味したうえで、現実的な金額を提示するのがポイントです。

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まとめ

中古マンションを売却するときに実施される内見は、購入希望者の購買意欲を高めるための過程として、とても重要視されています。
内見希望者が少ない場合や内見に来ても成約に結びつきにくい場合は、それぞれ問題を抱えている可能性があるでしょう。
そのため、売り出し方を見直して、売却方法を積極的に進めましょう。


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