学芸大学駅周辺の不動産売却事情は？住環境や相場価格を解説

目黒区は、優れた交通アクセスと豊かな生活環境が特徴の街です。
なかでも、学芸大学駅周辺は、暮らしに密着した商店街や落ち着いた雰囲気の住宅街が広がっており、目黒区でも人気のあるエリアになります。
そこで今回は、不動産売却で知っておきたい学芸大学駅周辺の概要や住環境をご紹介します。

不動産売却で知っておきたい学芸大学駅周辺の概要

学芸大学駅は、東急東横線の急行停車駅です。
渋谷・横浜両方面へアクセスが良く、昔ながらの商店街もある暮らしやすい環境です。

学芸大学駅の概要

学芸大学駅は1927年、碑文谷駅として開業したのちに何度かの改称を経て、1952年に学芸大学駅となりました。
由来となった東京学芸大学は移転したので近隣にはありませんが、東京学芸大学附属高等学校の最寄り駅となっています。

学芸大学駅の利用状況

2022年度における1日の平均乗降者数は、67,776人です。
東京学芸大学は移転したものの、附属高校や私立大学などが生活圏に位置しています。
学芸大学駅周辺は住宅街でもあるので、通勤・通学での利用者が多いのが特徴です。

学芸大学駅周辺の雰囲気

学芸大学駅は、東口・西口それぞれに商店街があります。
飲食店やスーパーマーケット、ドラッグストア、チェーン店などが立ち並んでおり、日常の買い物に困ることはありません。
また、住宅街のなかにも個人経営のお店が多く見られます。
そして、学芸大学駅高架下は2023年秋から2024年秋にかけてリニューアルが進められました。
高架下の暗いイメージを改善し、地域のにぎわいを創出しています。

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不動産売却で知っておきたい学芸大学駅周辺の住環境

学芸大駅周辺は、高通アクセスが良く商業施設も充実しています。
どのような住環境なのか、おすすめのスポットとともに見ていきましょう。

交通アクセスが便利

学芸大学駅は、東急東横線の急行を利用できる駅です。
渋谷駅までは急行で約7分・各停で約11分でアクセスできます。
渋谷駅からはJRや東京メトロ各線に乗り換えられるので、都心部での移動に便利な住環境です。
さらに、東急東横線は横浜高速鉄道みなとみらい線とも直通運転をおこなっています。
路線バスも利用可能
学芸大学駅の近くにある目黒通りからは、路線バスを利用できます。
東京駅・日比谷駅・二子玉川駅方面へ運行しているので、バスでの移動も便利な住環境です。
さらに目黒駅行きは10分間隔で運行しているので、JR山手線の利用機会が多い方におすすめです。

お買い物スポットが充実している

学芸大学駅周辺は、駅直結型のスーパーマーケットや商店街などのお買い物スポットが充実しています。
東急ストア学芸大学店
「東急ストア学芸大学店」は、駅直結型のスーパーマーケットです。
深夜24時まで営業しているので、仕事帰りでも立ち寄りやすいのもおすすめのポイントです。
生鮮食品やお惣菜が充実しているので、食卓のおかずをお求めの際は利用してみてはいかがでしょうか。

●所在地：東京都目黒区鷹番3-1-11
●営業時間：8時～24時
●アクセス方法：東急東横線「学芸大学駅」直結
●駐車場：なし

イオンスタイル碑文谷
かつてはダイエーの旗艦店としても知られていた大型店舗で、2017年に「イオンスタイル碑文谷」として全面オープンしました。
1階と2階は食品エリアとなっており、日常のお買い物はもちろんのこと、休日のまとめ買いにも便利です。
そして、3階から7階までは日用品や専門店のフロアとなっているため、日常生活に必要なものも不便なく揃えられるでしょう。
近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてください。

●所在地：東京都目黒区碑文谷4-1-1
●営業時間：9時～22時
●アクセス方法：東急東横線「学芸大学駅」より徒歩約10分
●駐車場：あり

治安情報

学芸大学駅周辺は閑静な住宅街が広がっており、治安面においても安心して過ごせる住環境です。
2023年における犯罪発生件数は次のとおりでした。

●鷹番1丁目：9件
●鷹番2丁目：30件
●鷹番3丁目：69件

商店街もあることから、駅周辺では自転車盗難などの非侵入窃盗が多い傾向にあります。
しかし、全体的な犯罪発生件数は少なく、凶悪犯罪の発生は確認されておりません。
そのため、周辺エリアと比較して治安の良いエリアといえるでしょう。

おすすめスポット

学芸大学駅周辺には、休日にはお出かけに足を運びたいスポットがあります。
碑文谷公園
「碑文谷公園」は、碑文谷池（弁天池）を中心とした区立公園です。
北側には体育館や野球場、テニスコートなのどスポーツ施設も有しています。
そして南側にある碑文谷池では、ボート遊びを楽しめます。
ドラマのロケ地に選ばれることもある、目黒区を代表する名所です。
こども動物広場
公園内にあるこども動物広場では、小動物やポニーなどさまざまな動物と触れ合えます。
モルモットやウサギ、犬などの小動物と遊べるスポットとして人気です。
中学生以下であれば、ポニーの乗馬体験もできます。
3か月の定期登録制によるポニー教室も開催されており、乗馬をとおして、生き物を大切にする心や集団活動で求められる協調性を養えます。

●所在地：東京都目黒区碑文谷六丁目9番11号
●開園時間：6時～21時
●アクセス方法：東急東横線「学芸大学駅」より徒歩約6分

学大高架下
学芸大学駅周辺の高架下は、五本木交差点から碑文谷公園周辺までの約1kmにわたりリニューアルされました。
碑文谷公園に隣接するエリアには、アトリエやコワーキングスペースを備えた複合施設が登場しました。
クリエイターやワーカー、地域住民が協働して新たな街のにぎわいを創出しています。
また、2026年に開通予定の補助26号線に合わせて新たなエリアもオープン予定です。

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学芸大学駅周辺の不動産売却相場

学芸大学駅周辺における、不動産売却相場を見ていきましょう。

学芸大学駅周辺の地価相場

2024年における、学芸大学駅周辺の地価相場は次のとおりでした。

●地価総平均 106万8,857円/㎡
●坪単価 353万3,412円/坪
●変動率 6.46%上昇

※上記の数字は学芸大学駅の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考：//tochidai.info/area/gakugei-daigaku/
学芸大学駅のみならず、東急東横線沿線の地価相場は上昇傾向にあります。
通勤・通学などの利用客が多い路線なので、不動産売却でも広く需要が期待できるエリアです。

学芸大学駅周辺の中古マンションの価格相場

学芸大学駅周辺における中古マンションの不動産売却相場は、5,419万円（358万円/坪）となりました。
過去10年と比較すると39.3％の増加率です。
建築資材や人件費の高騰により、新築マンションの価格が高くなっているため、新築よりも割安な中古マンションに注目が集まっていると考えられます。
さらに、学芸大学駅周辺は都心部・横浜方面へのアクセスが良い環境なので、交通の利便性を重視する若者層からの需要も期待できます。

学芸大学駅周辺の一戸建ての価格相場

学芸大学駅周辺における中古一戸建ての不動産売却相場は、9,218万円（265万円/坪）となりました。
学芸大学駅周辺には東京学芸大学附属高等学校や、有名私立大学があります。
そのため、ファミリーによる一戸建ての需要が見込まれるエリアです。

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まとめ

学芸大学駅周辺で不動産売却するなら知っておきたい、学芸大学駅の概要や周辺の住環境をご紹介しました。
にぎわいのある商店街と、落ち着いた雰囲気の住宅地を兼ね備えているエリアです。
高架下のリニューアルなども進められており、ますます住みやすくなることが期待されています。
そのため、ファミリー向けを中心とした不動産売却需要が期待できるといえるでしょう。